NASVA委託病床
当院は関東地区唯一のNASVA委託病床です
自動車事故による脳損傷の重度後遺症を抱える患者様へ適切な治療と看護を提供いたします。
NASVA委託病床とは
NASVA委託病床は、独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)の委託を受け運営する病床で、自動車による交通事故により脳損傷を生じ、重度の意識障害が継続する状態にあり、治療と常時の介護を必要とする患者さまを対象に、適切な治療と看護を行う重度後遺障害者専門の病床です。NASVAでは、遷延性意識障害者専門病院の療護センターを4か所、療護施設機能委託病床(NASVA委託病床)を当院も含めて4か所に設置、運営しています。
当院では
2016年5月よりNASVA委託病床を運営します。関東では唯一の委託病床であり、関東や東海地区で利用を希望されても待機期間や生活拠点からも遠く、利用出来なかった方を一人でも多く受け入れて、細やかな配慮のもとに治療・看護を行っていきます。
入院対象者
- NASVA病床の委託運営費がそもそも自賠責保険拠出となっているため、自動車(含む原付・二輪)事故当事者であり、「頭部外傷患者」に限られます。(「自転車×歩行者事故」は含まれません。)
- 下記の項目に該当する重度の精神神経障害が継続する状態にあるため、治療及び常時の介護を必要とする者であること。
- 自力移動が不可能である。
- 自力摂食が不可能である。
- 屎尿失禁状態にある。
- 眼球はかろうじて物を追うこともあるが、認識はできない。
- 声を出しても、意味のある発言はまったく不可能である。
- 目を開け、手を握れというような簡単な命令にはかろうじて応ずることもあるが、それ以上の意思の 疎通は不可能である。
お申し込み・お問い合わせ
お申込みに必要な書類
必要書類や入院に関して不明な点や気になることがございましたらお気軽に湘南東部総合病院 医療社会サービス部までご連絡下さい
連絡先:0467-83-9091(医療社会サービス部直通)