ホスピス緩和ケア病棟
よくある質問Q&A
湘南東部総合病院のホスピス緩和ケア病棟は平成18年に開設いたしました。これまで多くのご相談をいただいてきた中で、よくある質問のQ&Aを抜粋して掲示します。ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。
入院申し込みについて
- 本人に告知をしていなければなりませんか?
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基本的には本人への告知が前提となります。
ただし、認知症を患っている等で、告知をしても、理解が難しい場合は、その限りではありません。
- 「腎瘻(じんろう)」で断られることがあります。いかがですか?
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「腎瘻(じんろう)」という事象のみでお断りすることはありません。緩和入院相談外来で、医師とご相談下さい
入院について
- 緩和ケア病棟に入院した場合の期間はおおよそどの程度ですか?
- 約1ヶ月程度です。(平均在院日数)
- 入院した後、体調が良くなった場合は一時的に退院することはできますか?
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もちろんできます。また、推奨もしております。
当院には、訪問診療・訪問看護の機能も併設されているので、継続的に在宅フォローを積極的にさせていただけます。
当院緩和ケア病棟退院後、再入院が必要となった場合には、優先的に対応させていただきます。ご安心ください。
- できるだけ、自宅で療養生活をしたいと思っています。ただし、痛みが激しくなるなどで、自宅療養を続けることが出来なかった時のことが不安です。どのような方法がありますか?
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自宅療養が難しくなった場合のために、入院先である緩和ケア病棟の入院予約をしていただき、当院緩和ケア外来をご利用ください。外来で定期的に医師とお話いただくことにより、双方で状態把握を行い、入院のタイミングや緊急時の対応に備えることができます。
- 緩和ケア病棟に予約してから、自宅で待っている間、緊急時はどうしたら良いですか?
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入院申し込みが完了し、当院緩和ケア外来にかかりつけの患者様であれば、緊急時、対応することは可能です。ご連絡ください。
入院後の療養について
- 全く何の治療も行わないのでしょうか?
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がんに伴なう緩和医療(呼吸苦など疼痛コントロール)は行ないます。
ご不明な点は医師とご相談ください。
- 24時間付き添いはできますか?
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個室利用の患者様については付き添うことは可能です。
大部屋ご利用の患者様は、同室者との兼ね合いもありますので、原則的にはできません。
- 面会時間制限はありますか?子どもの面会に制限はありますか?
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個室をご利用の方は、24時間面会可能です。
大部屋をご利用の方は、同室者の安静を保つことが必要ですので、消灯時間にはご退室ください。
子どもの面会に年齢制限等はありません。他の入院患者様へのご配慮をお願いしたします。
- ペット、タバコ、飲酒はいかがでしょうか?
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タバコは、全面禁煙となっております。ペットは面会可能です。飲酒については、たしなむ程度であれば、許可しておりますので、看護師にご相談ください。
- 入院中、レクレーション等はあるのでしょうか?
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毎月、季節に合わせた行事を行っております。(夏祭り、雛祭り、クリスマス会、音楽会等)
また、ボランティア導入により、演奏提供等が定期的に行われています。
- 痛みの緩和をする目的で、放射線治療はしていますか?
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患者様の痛みの部位や状況によって、放射線治療を行うことがあります。
- 入院中に民間療法は併用できますか?
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免疫療法を入院中に行うことはご遠慮いただいております。
在宅支援について
- 自宅でできるだけ、対応するために、湘南東部総合病院に訪問看護や訪問診療のシステムはありますか?
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在宅生活を支援する部門(訪問診療・訪問看護・ケアマネ―ジャー)が併設されています。ご利用下さい。