放射線科(診療協力部門)
RI検査
湘南東部総合病院ではRI装置を導入いたしました。
- RI検査とは
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RI検査はRI(Radio Isotope:放射性同位元素)を用いた「放射性医薬品」を体内に投与して、疾患の診断を行う検査です。
体内に投与された放射性医薬品は、特定の組織や臓器に選択的に集積する性質があります。体内に集積したRIから放出される微量な放射線を、専用の装置で撮影することで細胞の機能や代謝情報を画像化・数値化し、良悪性の鑑別・病期決定・治療効果の判定などに用いられています。標的となる組織や臓器によって、使用する放射性医薬品や装置を選択します。
各種検査のご紹介
骨シンチグラフィ検査
全身の骨の代謝が盛んな部位(例えば、骨転移、炎症、骨折、打撲など)に特異的に集まる放射性医薬品を体内に投与し、SPECT装置を使って放射性医薬品の分布を画像化する検査です。がんが転移した骨は代謝が活発になることがあり、骨シンチグラフィを行うことで全身の骨転移の有無、程度を容易に検査することができます。全身のプラナー収集に加えてSPECT検査を行うことでより高精度な骨病変の診断が行えます。
- 骨シンチグラフィの特長
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- 骨代謝の変化を反映する機能的な画像診断
- 全身検索が可能
- 治療後の効果判定や経過観察に有効
- 骨シンチグラフィの注意事項
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- この検査は放射線医薬品を用いるので、放射線被ばくがあります。
- 授乳中または妊娠の可能性のある方は、必ず申し出て下さい。
- 食事の制限はありません。同日に他の検査を予定している場合は、その検査の食事の指示に従ってください。
- 検査当日は金具のない下着を着用してください。
- 注射後は、十分に水分をとるように心がけてください。
- 注射後、薬剤が身体に行き渡る3~5時間後に検査を行います。
- 膀胱内の尿が障害陰影となるため、検査の直前に必ず排尿してください。
- 仰向けでベッドに寝て検査を行います。約30分の仰向けが難しい方は事前に担当医師にお申し出ください。
- 装置が身体のすぐ近くまで近づいて検査を行いますので、少々の圧迫感を感じます。閉所恐怖症の方は予めお知らせください。
- 仰向けで安静に寝ることが難しい方(30分程度)は事前にお申し出ください。
脳Dat-scan(ダットスキャン)検査
薬剤を注射した後、3~6時間後に頭の撮影を行います。
撮影時間は約30分です。
日本では2014年の1月27日から開始された新しい認知症の検査です。(検査自体は以前から世界中で行われており、安全性や有効性が確立された検査です)
検査でわかる疾患例:
アルツハイマー病、パーキンソン病、レビー小体型認知症
RI検査のよくある質問
- 食事や飲み物は摂っても大丈夫ですか
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食事の制限はRI検査の種類によって異なります。
- 骨シンチ検査での食事の制限はありません。
- 当日にCTやMRIなど他の検査がある場合はその検査で指示された事項に従ってください。
- 小さな子どもがいますが、検査後は普段どおりに接して大丈夫ですか
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検査後12時間程度は接触も控えるようお伝えしております。
- 授乳中の方は検査終了後24時間の授乳を避けてください。
- その他の検査では対応も異なりますので主治医に確認してください。
- 薬は普段通り服用しても大丈夫ですか
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薬の服用制限はRI検査の種類によって異なります。
- 検査での薬の服用制限は主治医に確認してください。
- 注射してすぐ検査を行ってほしい
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注射してすぐに検査をすることはできません。
- RI検査で投与する薬剤は体内に行き渡るまでに時間を要します。
- 注射時に担当者から検査の開始時間、待機時間中の過ごし方の注意事項をお伝えしますので、従っていただくようお願いします。
- 骨シンチグラフィ検査では投与後約3~5時間ほどお待ちいただきます。この間はご自由にお過ごししていただいて問題ありません。
- 検査をキャンセルしたい
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速やかに病院に連絡いただきますようお願いします。
- RI検査で投与するお薬は有効期限が大変短く、患者さんの予約に合わせて発注・準備をしております。
- 検査が終わった後の制限はありますか
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食事や入浴、運転、運動等に制限は基本的にはありません。
- 他の検査や医師の指示等があれば、指示された事項に従ってください。
- 体内に投与された放射性医薬品の多くは時間とともに減衰し、また尿などとともに排出されるため、検査後数日でほとんど影響はなくなります。