診療科・部門

産婦人科

産婦人科のご案内

特色

当科では、チームでの診療を大切にし、同じ女性の立場に立って思春期から性成熟期、老年期に至るまで、すべての年代の女性に対応可能な診療を行っています。

産科分野では、安心・安全な出産を目指しており、安心してお産が出来るようにスタッフ一同サポートいたします。

婦人科分野では、女性の様々な疾患に対応し、患者さんに寄り添い体と心のサポートをしています。

当院は「母体保護法指定病院」です。

母体保護法指定病院とは、「母体保護法指定医師」がいる病院のことです。

「母体保護法指定医師」とは、母体保護法(昭和23年7月13日法律第156号)に基づき、人工妊娠中絶を行うことができる医師のことです。

母体保護法第14条では、指定医師は次のいずれかに該当する者に対して人工妊娠中絶を行うことが出来るとされています。

  • 妊娠の継続又は分娩が身体的又は経済的理由により母体の健康を著しく害するおそれのあるもの。
  • 暴行若しくは脅迫によって又は抵抗若しくは拒絶することができない間に姦淫されて妊娠したもの。

当院は産科医療補償制度に加入しています。

産科医療補償制度とは、お産をしたときになんらかの理由で重度の障害をおった赤ちゃんとその家族の事を考えた仕組みで、平成21年1月1日にスタートしました。

この制度では、通常の妊娠・分娩にもかかわらず、分娩に関連して重度脳性まひとなった赤ちゃんが速やかに補償を受けられ、重度脳性まひの発症原因が分析され、再発防止に役立てられることによって、産科医療の質の向上が図られ、安心して赤ちゃんを産める環境が整備されることを目指しています。

詳しくは、財団法人 日本医療機能評価機構の産科医療補償制度に関するホームページをご覧ください。

診療内容

担当医師紹介

齋木美恵子[写真]
齋木 美恵子さいき みえこ

産婦人科科長

専門分野
  • 産婦人科一般
資格
  • 日本産婦人科学会専門医
  • 日本超音波医学会専門医
医師コメント 当院においては思春期から更年期までの女性の一般外来診療、分娩、婦人科疾患の手術まで幅広く行っております。
産婦人科疾患も重症化しないよう、早期発見や予防が大切です。妊婦さんは未熟児を産まない早産の予防や妊娠糖尿病と診断された患者様には将来糖尿病を発症しない食事療法をわかりやすく指導しています。思春期から更年期の幅広い年代層の女性の身近なホームドクターでありたいと心がけ診療を行っています。お悩みの症状があればお気軽にご相談ください。
関沢 明彦せきざわ あきひこ
医師コメント

妊娠高血圧症候群などのハイリスク妊娠の管理、流産を繰り返す女性(不育症・習慣流産)の管理、出生前遺伝学的検査やそのカウンセリングなどの周産期医学を専門としています。高年妊娠で不安がある、流産を繰り返した方などご相談ください。通常は昭和大学病院産婦人科(品川区)で科長(教授)をしています。

岡田 義之おかだ よしゆき